看護師便り

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

看護日誌 入院ベッドと床頭台に新機能搭載!!

2022年05月13日

当院では、2022年5月16日(月)から、入院ベッドとベッドサイドに設置してある床頭台(患者さんが荷物を収納したりする棚。テレビや冷蔵庫の機能が付いています)に新機能が搭載され、リニューアルします。

見た目に一番の違うのは、タブレットが装着されていることでしょう。

 

 

※注 ピクトグラム:公共の施設などでよく使われる、視覚的に意味を伝えるシンプルな絵記号のことです。

余談ですが『東京2020オリンピック』開会式では実写版ピクトグラムが披露され笑いで包まれました。

 

このタブレットには、入院中の食事や安静度、移動時や生活の中で気をつけて欲しいことなどが表示され、誰がベッドサイドに行っても同じ情報をもとに対応できるというメリットがあります。

 

 


さらに、ベッドの高さが床から25cmまで低くなります。このことで、小柄な方にも安全にお使いいただける高さにすることができます。

写真ではなかなか伝わりにくいですね。

 

 

ベッドを低くしてもマットレスがあるのでその分高くなってしまいますが、座り損ねや、転落などがあった際にも怪我をするリスクが減るというわけです。

さらに、今回ベッドに搭載された機能を使うことで、睡眠や覚醒を確認することが可能になります。
これは「眠りSCAN」という機能なのですが呼吸数・心拍数に相当する体動から算出される数値を基に睡眠や覚醒の状況を可視化することができます。

この機能により、夜間のみならず睡眠・覚醒のタイミングを確認することができます。薬の効きや夜間の中途覚醒の有無、様々な理由で眠りが阻害されていないかを確認することが可能になり、生活リズムを取り戻すための指標にしたいと考えています。

他にも、離床センサー機能が内蔵され、患者さんの離床行動を検知することも可能となります。体温や血圧、血糖値などといった測定値も測定機器をかざす事で、電子カルテに自動入力され、リアルタイムに最新の情報が反映されます。

これらの機能が、当院の102床全てのベッドに搭載されます。

近年、新型コロナの影響からかあらゆる生活の場面に機器の導入が更に進んでいるように思います。医療の場面においても同様です。これらは医療者の業務効率の視点で注目されがちですが、患者さんの療養の質を上げるという視点を大事にしたいと思っています。

もちろん、効率の先に患者さんへのケアや関わりの増加も期待はできますが、私たち看護師の関わりは時間がある(余裕がある)から行うということではないので、これらの機器を活用して今まで以上に患者さんとの関わりを増やしていければと思っています。

看護部長  佐久間 あゆみ

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