看護師便り

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

中学生が職場体験に来ました

2015年07月21日

東京は6月初旬に梅雨入りした後も肌寒さを感じていましたが、7月に入ってからは気温も上昇!台風も次々に発生し、毎日ジトジト・雨・曇りという具合で洗濯物が乾き難く困りものです。TVでは、7月8日の日照時間は11分と8日連続で30分未満の日が続き、「2006年の10日連続以来9年ぶりの少なさ」と話題になりました。もうそろそろ梅雨明けかな~と、お日様が待ち遠しい今日この頃です。

当院では2年前から中学生の職場体験を受け入れており、今年で3回目になります。先日も中学生が2人職場体験に来てくれました。雨の中、電車を乗り継ぎ3日間休まずに来てくれました。お疲れさまでした(^・^)

職場体験の目的は以下の内容になっています。

職場体験の目的

1) 働くことの意義や職業に対する関心を深め、自らの進路について考える態度を養う。

2) 実際の職場における社会人の方々と就労等の活動を通して、人との接し方、礼儀・マナーなどの社会性を育み、将来の自分の糧とする。

病院は医師、看護師をはじめ沢山の職種が働いています。当院では病院で働く多くの人達を知ってもらうため、3日間と少ない時間ながらも色々な部署を回るようにしています。

シーツ交換や給食の配膳、薬を詰める体験をしたり、仕事の見学や内容を聞いたりします。看護師と一緒に患者さんの足も洗ったりしました。慣れない場所での体験は疲れると思いますが、笑顔を絶やさず頑張ってくれました。

患者さんも中学生が来てくれたことで、表情がいつもと違っていました。普段はあまり話さない患者さんも、「大変でしょう、頑張ってね」と声をかけてくれます。お孫さんたちの姿と重なったり、思い出したりしていたかもしれませんね。

体験1日目は「大変そう」と感想を述べていましたが、3日目には「病院は先生と看護師さんだけが働いていると思っていたけど、他にも病院を支える沢山の人が働いていることが分かった」「患者さんからありがとうと言われ、うれしかった」「MRIの機械がすごかった」などいろいろ話してくれました。また、1日ごとの記録に病棟のスタッフがとても仲が良く仕事をしていた、とも書いてくれていました。

中学生が仕事の大変さだけではなく、人との触れ合いから「うれしい」と感じてくれたことを大変嬉しく感じています。また、職場体験を受け入れて良かったと思いました。

今は私自身が患者さんと接する時間は少なくなりましたが、看護師として働いてきた中で、辛いことも沢山ありましたが、それ以上に患者さんが元気に退院していく姿や時には感謝の言葉を頂けたこともありました。看護師として20年以上続けてこられたのは、この多くの患者さんの笑顔や言葉があるからだろうな、と実感しています。

参加したお二人が、職業体験に限らずこれからも色々な体験を通して成長してくださればと願っています。

進学・卒業を経て、どのような道に進まれるのかわかりませんが、この体験をきっかけに同じ医療の現場に来てくれると嬉しいな、と思います。

 

お二人が社会人として活躍される頃には、私はシニアナースとして仕事を続けているかもしれません。いえいえ!『続けているかも・・』ではなく、シニアナースとして患者さんに向き合い、足腰さすりながら頑張っていると思います(*^^)v。

ちょっと自分で想像しても笑っちゃいますけどね。

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