看護師便り

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

済生会の組織の一員として

2012年05月08日

はじめまして。

昨年7月に入職しました。就職内定が決まった時は嬉しさ一杯で興奮してしまいましたが、早いもので、もう10ケ月が経ちました。

内定が決まったころを振り返ってみますと、入職日間近の頃は「果たして業務が出来るのだろうか?済生会に馴染めるだろうか?本当に大丈夫だろうか?職員の方達は皆優しいだろうか?」等と不安が強くなりました。この不安は新人の方々が抱くものと同じですね。また、希望に胸は高鳴りますが、精神的にソワソワと落ち着かず、気構えばかりが膨らんでしまいますよね。

私は初出勤の朝、目覚まし時計の力も借りず5時に目覚め、家を出るまでが非常に長く感じました。そして緊張に輪がかかったのか!?電車の乗り場を間違えてしまい、予定より20分も多く電車に乗っての出勤でした。病院の看板を目にした時はどれだけ安堵した事か・・・、今でもあの時の気持ちが思い出されます。

辞令交付後のオリエンテーションでは、済生会の概要、歴史等の講義を受け、改めて済生会の組織の大きさに驚きました。医療施設だけでも100近くあり、全施設数となると更に何倍もの数字に「凄いなあ~」と心の中で呟いていました。済生会は歴史が古く、社会福祉法人としての役割を十分に満たし、済生会全体が常に慢心すること無く努力している事等が分かり「私も早く済生会の一員としてお役に立たなければ!」という気持ちが溢れてきました。

明治天皇の済生勅語における「施薬救療の精神を具現化した無低事業(無料低額診療事業)は、済生会の活動の原点である事を知り深い感銘を受けました。「生活困窮者」「弱者」に対して幾許(いくばく)か抱いていた偏見を無くさなければいけないと痛切に感じ、同時に急になんとも言えない空しさが湧いてきたのが忘れられません。今までの私の看護を振り返る機会にもなりました。

済生会の職員となったことは、私の人生にとって大きな収穫となりました。済生会の一員としてまだまだ学んでいるところではありますが、学んだ事一つ一つを胸に刻み初心忘れず誇りを持って貢献したいと思います。

4月から師長として日々多くの課題と奮闘していますが、看護部の理念に掲げている「優しい看護」に向かって前進していきたいと思っています。

 

 

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