看護師便り

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

看護日誌 コロナ禍での父親との時間

2021年11月05日

新型コロナ感染症第5波では新規感染者数が日に日に増える数字を目のあたりにして恐怖すら感じました。そのピークから2ヶ月が経過した今では、あの時が嘘だったかのように新規感染者数は激減しました。

10月25日から飲食店への時短営業要請も解除され、街中では人流も増えているように感じます。このまま感染予防への気持ちが下がってしまわないかと心配しています。
私個人としては、もう少し緊張を緩めすぎないように行動していきたいと思っています。

さてコロナ禍では、高齢の父と過ごす時間が以前よりも多くなりました。以前は週に2~3度は様子を見に行っていましたが、年齢や治療中の疾患に伴う体力の低下もあり、ほぼ毎日足を運ぶようになりました。“コロナに感染しちゃうかも知れない”という不安から「外に出ちゃダメ!」と閉じ込めがちになっていたように思います。

自宅で過ごすことが増えると外的な刺激も減ってしまいます。そのため、出来るだけ会話をするように心がけました。もともと寂しがりやのところがあるので丁度よかったかなと思っています。今では一緒に食事をして沢山話すのが当たり前のようになり、仕事で父に会いに来られない日は、「そーか今日はいないのか…ひとりか…」という想いが聞かれ、後ろ髪を引かれる思いになることもあります。

さらに、家の中で写真を撮ることも多くなりました。写真を見ては「おっ!よく撮れてるな」「何でこんな顔してるんだ?!」「こっちのがいいね!」と楽しんでくれています。コロナ禍となり自宅で過ごすことが増えましたが、こんな時間が持てたのは良かったと思っています。

皆さんは家で過ごす時間が増えたことで、時間の使い方は変化しましたか?

感染が落ち着き、以前の生活スタイルに近づいてきているのかも知れませんが、今はもう少し気を緩めず、今の形に合った、今できる親孝行を続けようと思っています。

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