看護日誌

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

看護日誌 2021年度4月入職を考えている方々へ

2020年07月21日

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、4月以降、新卒看護師の就職試験や見学・面接などにも多かれ少なかれ影響を及ぼしています。特に、6月19日までは県をまたぐ移動も制限されており就職面接、インターンシップや、施設見学などを躊躇した方もいらっしゃったのではないでしょうか。

これまで当院においても、遠隔での相談や面談にも対応できるようアナウンスしておりましたが、院内の面会制限や都内の感染状況から考えて、このブログを介して、見学にいらっしゃった方へ説明していることなどについて、不定期ではありますが少しずつ発信していこうと思います。

まずは、済生会向島病院はどのような病院か?についてです。

済生会は、明治天皇が医療によって生活困窮者を救済しようと明治44(1911)年に設立しました。100年以上にわたる活動をふまえ、今、次の三つの目標を掲げ、日本最大の社会福祉法人として全職員約62,000人が40都道府県で医療・保健・福祉活動を展開しています。

その中で、向島病院は東京都の墨田区に位置し102床という規模は小さな病院ではありますが、地域との繋がりを大切にし、現在の地に1939年(昭和14年)から長きにわたりこの地域の医療に携わってきました。病床の規模や機能は、その当時の医療ニーズに合わせた形で機能転換をしてまいりました。  2010年(平成22年)に現在の病院をフルオープンし、10年が経ちました。

 

主となる診療科は内科ですが、整形外科や外科の疾患で来院、入院し治療される方も多くいらっしゃいます。また当院は長年、糖尿病の治療についても力を入れてきました。外来には糖尿病センターがあり、専門医の診察や指導、糖尿病療養指導士の資格を有した看護師の関わりなど、疾病と生活の両方を支援できるようにしています。そのため、糖尿病に関連した入院患者も多く、糖尿病の療養指導士の取得を目指す方が、当院へ就職を希望されるといったケースもあります。

指導に関わるのは、外来看護師だけでなく病棟看護師も重要な役割を果たします。入院にいたる患者さんは、糖尿病だけではありませんが、糖尿病を基礎疾患としておもちの方は少なくありません。ゆえに、他の疾患で入院したとしても患者さんのもつ疾患とその病態を入院中と、退院後の生活を見据えて考え、関わることが大切になります。そして、退院とその後の生活支援が必要な患者さんには、外来看護師も病棟のカンファレンスに参加するなど、「外来」「入院」といった場面で患者さんを捉えず、看護としての繋がりを大切にしています。

そして、糖尿病療養指導士を目指す方々は、毎月の勉強会や臨床での指導、カンファレンスを通じて、学びを深め試験への準備を進めています。また糖尿病治療だけでなく、他疾患との合併事例や、療養環境への支援など病院での指導の枠を超えた関わりができるのも、魅力の1つだと思います。

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