看護日誌

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

『健康寿命』

2017年11月07日

「健康寿命」という言葉を最近耳にすることが、たびたびあります。平成29年10月19日の厚生労働省の発表によると、2013年のわが国の健康寿命は、男性が71.19歳(対2010年比+0.78歳)、女性が74.21歳(同+0.59歳)に伸びたそうです。

健康寿命とは、健康上の問題がなく日常生活を普通に送れる状態を指します。健康寿命と平均寿命の差は、男性で9.02年、女性で12.40年ありますが、この期間は介護など人の手助けが必要となることが高いということです。男性より女性の方が、介護される期間が長いということになります。

両親の介護経験のある私は、できるだけ健康寿命を伸ばしたいと思っています。できれば「ぴんぴんころり」が理想です(^^)

健康寿命を伸ばすためには俗に、「テクテク・カミカミ・ニコニコ・ドキドキ」などと言われています。これは適度な運動(テクテク)、3度の規則正しい食事(カミカミ)、心の健康(ニコニコ)、五感を使った感動(ドキドキ・ワクワク)を指します。

外来に来院される90歳以上で若く見える患者さんは、足腰がしっかりしていて、ニコニコ、おしゃれで、きれいな歯をしている人が多い!!と感じます(^^)

規則正しく働いていればこれらの要件は満たされやすいですが、仕事を辞めて家にいると運動不足や不規則な食生活、人との関わりなどが希薄になりがちです。

「ロコモ」という言葉を聞いたことがありますか?ロコモとは、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)」といいます。進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。いつまでも自分の足で歩き続けるために、運動器を長持ちさせ、ロコモを予防し、健康寿命を伸ばしていくことが必要です。

当院では、整形外科医師によるロコモ外来があります。(月1回)ロコモ体操のパンフレットも整形外科外来に置いてありますので、気軽に声をかけて下さい。

私も健康寿命を伸ばすためににこにこを心掛け、仕事をがんばります!