看護師便り

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

春はなぜ眠いの・・・?

2014年03月31日

花のつぼみや木の芽がふくらみ、暖かな春を感じる嬉しい季節となりました。春のぽかぽか陽気はとても心地よく、ついお昼寝したくなりますよね。

『春眠暁を覚えず(しゅんみんあかつきをおぼえず)』という言葉がありますが、これは中国の詩人が読んだ詩の一節で、「春の夜は気持ちがよく、朝になったのも気がつかないほど眠りこんでしまうこと」を意味しています。

私の場合、季節に関係なく眠ることが大好きで、いつでもどこでも暇さえあれば眠っていられるくらいの特異体質です。看護師という不規則な仕事をしているので、この体質は重宝しておりますが、健康にはあまり良くなさそうですね。

3月18日は「春の睡眠の日」だそうです。皆さんご存知でしたか?ちなみに9月18日が、「秋の睡眠の日」だそうです。よりよい睡眠について多くの人に知ってもらうために、2011年に制定されたそうです。

 

では、どうして春は眠くなるのかについて調べてみました。

春に眠たくなるのは、体のメカニズムによる変化があるのだそうです。

Ⅰ.冬は、寒さや昼間の活動不足で深い眠りができずに、長時間睡眠する傾向にあります。春は夏に向けて日が長くなり活動時間が長くなることで、就床時刻と起床時刻が早まり睡眠時間が短くなります。春は睡眠時間の切り替えの時期で、軽い時差ぼけを起こしている状態なので、朝や昼間に眠気が強くなります。

Ⅱ.春の気候は暖かくなったり寒くなったりを繰り返し、少しずつ気温が上がっていきます。自律神経がその変動についていくために体のバランスを調整するのですが、季節の変化に追いつけないことがあるようです。春は自律神経の中でも緊張を和らげリラックスする副交感神経の働きが優位になります。このように体の中のいろいろなリズムが変わってくると、新しい状態に慣れるまで体と心の不調が生じ、眠気以外にも抑うつ気分が強くなったりすることもあります。

Ⅲ.気候の変化も大きな要因で、寝室の温度が15~20℃くらいは気持ちがよく、眠りに適しています。

つまり、春に眠くなる = 健康 ということなのです。

春は眠くて仕方ないという人ほど、体の中が活発に働いているため健康なのだそうです。

 

次にどうしても、この眠気を抑えたい人への対策です。

Ⅰ.体内時計をリセットする

→朝起きたら窓を明け、日の光をたっぷり浴びます。また、毎日できるだけ同じくらいの時間に起きましょう。

Ⅱ.朝食をとる

→朝食を摂取することで、胃腸の体内時計を目覚めさせます。ビタミンB1(小麦胚芽・玄米・豆類・豚肉など)を意識して摂取すると脳が元気になります。

甘いものは血糖値が上がり一時的な疲労回復になりますが、その後一気に血糖値が下がり、血糖値の変動が激しく全身が疲れやすくなりますので控えましょう。

コーヒー・お茶などのカフェインを摂取することで眠気が和らぎます。

Ⅲ.ストレッチをする

→深呼吸をして体を伸ばし、新鮮な空気を吸って脳を活性化させましょう。

Ⅳ.シャワーを浴びる

→シャワーで皮膚刺激をすることで、神経刺激が脳の活動を活性化させてくれます。

 

桜も咲き誇り、これからだんだんと暖かくなってきます。

新学期・新年度になり、眠くて勉強や仕事が手に付かない・・・なんてことにならないように、規則正しい生活・睡眠をとり、眠気を吹き飛ばしていきましょう!!

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