看護日誌

東京都済生会向島病院、看護部のブログです。看護師が交代で日々の出来事や想いをお届けします。

禁煙外来が再開されました!

2010年11月01日

本年7月から禁煙外来が再開になりました。
慢性閉塞性肺疾患は肺気腫と慢性気管支炎の総称で、喫煙習慣を背景におきる疾患とされています。
近年、新聞やテレビ等でも報道されておりますが、現在、慢性呼吸器疾患は世界の死因第4位です。今後、人口の高齢化に伴い死因の第3位になると推定されております。また、日本の潜在患者数は530万人といわれています。
慢性閉塞性肺疾患の90パーセントは喫煙が原因といわれています。タバコなどの刺激で気管に炎症が起こり、肺胞が破壊されることによって、呼吸がしにくくなります。喫煙開始の年齢が若いほど、また1日の喫煙量が多いほど慢性閉塞性呼吸疾患になりやすく、進行しやすいといわれています。タバコを吸い始めてから20~30年たって発症すると言われておりますので、早いうちに禁煙することにより進行を抑えられます。
禁煙 また、受動喫煙の問題があります。タバコの先端から立ち上がる煙(副流煙)、この副流煙には主流煙よりタールが3.4倍、ニコチン2.8倍、一酸化炭素4.8倍の有害物質が含まれています。煙草の煙は非常に小さな粒子で、大半は空気中に漂っているため、知らず知らずのうちに、長時間にわたって吸うことになります。これは、タバコを吸わない人達もタバコを吸っていることになる、という問題です。
日本全体の喫煙者は減少傾向にはありますが、特に女性の喫煙者が増えている傾向にあります。女性の場合、喫煙由来の肺癌になるリスクが男性に比べて高いといわれており、また、お肌にも影響があります。
平成14年に『健康増進法』が定められて以来、ほとんどの病院は禁煙になりました。これは、病院職員だけではなく病院を利用する方々にも当てはまります。
『この際、禁煙をしてみよう』『身内にヘビースモーカーがいる』『やめようと思っているが、なかなかやめられない』など、悩みを抱えている方も少なくないと思います。お知り合いやご家族の方で禁煙への悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、是非『向島病院に禁煙外来があるよ』とご紹介ください。

詳しくは、当院ホームページをご覧ください。また、総合案内でもご説明いたします。
(参考資料  厚生労働省人口動態統計)

 

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